おれが見ているおれのサイトはおまえが見ているおれのサイトとちがう


閲覧者の数だけおれのサイトは存在する


庶民の生活を知らない人間に政治家が務まるか! どうかはよく知りませんが、サイト運営者たるもの平均的なインターネット利用状況を把握しておく必要は、別にないけど、しておいたらもう少し多くの人に見てもらえるようになるかもしれない。


平成16年「通信利用動向調査」の結果


たとえばブロードバンドの利用率は、感覚的には80%以上あるように感じるけど、実は62%となっている。パソコンからのインターネット利用者数は6,416万人だから、このうちの38%にあたる約2,500万人がダイアルアップなどのナローバンドを利用している。データが少し古いことと、世帯利用率を利用者数にかけたので正確さにかけることを考えても相当の人数がいるので、いわゆる軽いサイトを作る意義とかを考えたりできる。


とはいえ、ダイアルアップ利用者はこれから減る一方で、おそらくこのような人たちはブログのブの字も知らないしべつに知らなくてもいいんだけど、時間をかけてまで音楽ファイルをダウンロードして聴くなんてことは、ぜったいしないと思うからやっぱり気にしなくていいやと思ったりする。


それよりも、携帯電話・PHS携帯情報端末からの利用者が5,825万人もいる。日常的にWeb閲覧に使っている人はもっと少ないと思うけど、端末機械の性能がどんどん良くなってるから、これから増えるだろう。


で、おれは携帯電話でインターネット見たことない


ちゃぶ台の上にデスクトップPCを置いてその前に座りぱなしでそれはそれは快適で、「なんで携帯のちっさい画面で、文字打ちにくいのにやんなきゃいけないの?」って思ってたんだけど、それはおれが外出しないからだ。


ふつうの人は学校帰りにカフェとかで時間を過ごすだろうし、家に帰ってもお兄ちゃんがパソコンを使ってたら、いや使ってなくてもベッドにゴロンとなって友達に「ぃまぁ(絵文字) ぃぇつぃたょぉーー!!(絵文字)(顔文字)」っていうメールして、返信をまってるあいだに、「無料 着うた」で検索して偶然でてきた個人サイトにアクセスして、「はじめまして、イラストなんかカワイイですね。この曲は○○さんが作ったオリジナルですかぁ? 着うたにさせていただきまーす!(顔文字)」っていうコメントを残していくかもしれない。


だからおれはそういう閲覧者用のサイトを作らなくてはならない。それを今年の目標にしようと思った。