今日は会社の歳の近い先輩と、長くしゃべることができた。その人とは昔よく飲みに行ったりしていた。ひさしぶりの再会だったので、なつかしい話などをした。あと、あいかわらず給料が安いという不満を聞いた。昔はいっしょになって嘆いていたけど、今日のおれは、「安くてもいいじゃないですか。どこもそんな良くはないですよ」という発言をした。じっさいそんなふうに思っている。そう思えるようになった理由はやっぱり、一度会社を辞めて別のことをしてみて、うまく行かなくて身の丈を知ったからだ。たまたま元の会社に帰ってこれたので本当に良かった。


世の中、あんまりスゴクない人でもお金をけっこう稼いでいるように見える。だけどやっぱりそういう人はスゴク見えなくても総合的には能力があるんだと思う。自分には総合的能力がないのだと思う。この場合の能力というのはコミュニケーションスキルや、耐ストレス性能が含まれる。昔は自分にそういう能力が欠けていることを棚に上げて、「あいつおれより頭悪そうなのになんで?」というふうに思っていた。今もその手の嫉妬は完全には消えてはくれないのだけど、以前よりはあんまり気にならなくはなった。自分にない能力をもっている人を素直に讃え、みならってみると案外気分がいい。おれはおれの能力を磨き、不得意科目はせめて赤点を取らないようにするのみだ。


すごくまともなことを書いてしまったぜ。天竺はもうすぐそこか。


だがしかし、シュウカツノウタは終わらない終わらせない。