研修2日目

けっきょくきのうは、ねむれないから宿題やってたんですけど、いやいやだから、ちっともはかどりません。思えば、おれは小学校のころからそうでした。宿題がでると、家に帰ってから、「ああ、やだなあ。宿題があるなあ。」って思いながら、ごはんを食べたり、テレビを見たり、お風呂にはいったりしてるあいだずっと憂鬱です。寝る前になって仕方なくやり始めるんですけど、まあ、だらだらやってて、いま宇宙人がおれをさらいに来たらどうしようとかいう空想をしだして、どうでもよくなってきて、それでも7割くらい終わったところで「もう、やーめた」ってなります。変に完璧主義だからそのままじゃ提出できなくて、次の日学校を休んだりする子でした。おなじ結果なら、はじめから「おれは宿題なんかやらねーよ」っていうふうにできれば楽だったのになあ、と思います。


大人になったおれはどうしたかというと、後半に行くほどおざなり、最後の方はクオリティがた落ちになったレポートを、プリントアウトしてもって行きましたよ。研修2日目はパソコンを売るロールプレイです。帰国男子とおれで、店員役、客役を交互にやりました。ふたりともパソコンにはそこそこ詳しいんですけど、というか今までそれを張り合っていたんですけど、実はそれほど知識は重要でないことがわかりました。「ハードウェアエンコーディング、ハイパースレッディング、2次キャッシュとかそんなこと説明しちゃダメだから…。」と教わりました。お客さんが引くそうです。最後に近くの家電量販店に行って、接客を受けるという実習をやって、この日は終わりました。