油断できない

実は閉所恐怖症ぎみなところがあって、たとえば棺桶みたいなものに閉じ込められて、埋められちゃったりしたら発狂すると思います。このばあい精神的なことを無視すれば、餓死するまでは生きていられるとします。しかし耐えがたい苦痛のすえにいづれ死んでしまうことはわかっています。もしこのときピストルを持ってたら…、それで自分を撃っちゃうとおもいます。あと、釜ゆでの刑に処せられて、ゆでられてる最中にピストルを持っていたら…、やっぱり自ら楽になっちゃうと思います。(そのピストルを別のことに使って状況を打開するとかはできないとして)


自殺する人の気持ちがわからないという人も、このような状況なら理解できる、というか、まあしょうがない、そうだよね、ってなると思うんですけどどうでしょう。リストラされて自殺する人も、いじめられて自殺する人も、ダメで自殺する人もおんなじだと思いました、苦痛のすえにいづれ死んでしまうという意味において。その時間が短いか長いか、数時間なのか数日なのか数年なのかっていうだけです。しかも長い方がぞっとします。それでもおれが死なないでいられるのは、苦痛が限界値にたっしていないからか、瞬間的には限界を超えていても少し耐えればクールダウンすることを経験的に知ってしまったからだと思います。ただそれだけ。