小泉自民党とジョブズAppleに共通するもの

asauri2005-09-17


iPod nano買ってしまいました。
たしか節約生活していたはずなのに…。


物欲に負けたっていうのも大きいんですけど、それ以外にも動機がありました。
これまで音楽配信ダウンロード販売っていうのは利用したことがありませんでした。どこの会社がやってるのがイイいいのかよくわからないし、レンタル屋の方がはるかに安かったわけですから。
ところが、iTMSが日本でのサービスを開始して、価格破壊をやって、あのいきおいです。小泉自民党と肩をならべるくらいのいきおいです。それを見て、これはもう決定的だなあと、感じたわけです。


既成概念をぶっこわす
っていうところがまた、気持ちいいです。違法コピー問題にたいしても、
他がやっているような、ただガードをキツクするという頭の固い、というか何も考えてないとしか思えないやり方ではなくて、


Appleがやったのは、まず、ゆるいガードとリーズナブルな価格設定で、ユーザーの利便性を第一に考えた。「わざわざ友達にたのんでコピーしてもらったり、ウィルス感染の危険を犯してP2Pに繋いだりするくらいなら、ワンクリックで100円か200円で合法的に買えるならそのほうがいいよね。iPodおしゃれだし。」というあたりまえの感覚に着目した。それで利用者をふやし、ハードの販売もふくめて商売として成り立つようにした。

(どっかで読んだことだけど特定の引用元はなし)


それは今のところ、うまくいっているんじゃないでしょうか。いや、レコード会社がもうかっているのかどうかは知りませんが、「iTMSで買えるようにしなきゃ、リスナーに見向きされなくなる?」という危機感をいだかせているのはすごいことだと思います。レコード会社も新しい市場にあわせて、パッケージングとか広告とかを見直して、採算がとれるように作ればいいわけですから、がんばってほしいと思います。それができないところはつぶれてください。


おれそれほど音楽聴かないし、まして外で聴くこともないし、なんでそんなにほしいの?って自分に疑問だったんですけど、
iPod購入は、Appleという会社への投票行動だったということに買ってから気付きました。
これを機会にもっと音楽聴きまくろうと思います。


iPodとおれ
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