ワンダと巨像と遊んでいます

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20才を過ぎたころから、あまりゲームをやらなくなった。卒業したっていうのとはちょっとちがう。本当はまだまだゲームで遊びたいんだけど、ゲームシステムが複雑になってきて、おぼえることは多いし、長いし、そのわりに似たようなゲームばっかりだから先が予想できるし…。そんなわけであまりゲームをやらなくなっていた。携帯ゲーム機に手軽に遊べるタイトルがあるのは知っているけど、なんかちがう、ひまつぶしがしたいわけじゃないから。ゲームっていうのは最先端の映像技術でこんな体験ができますよ、ってのじゃなくちゃワクワクしない。


というようなことを思っていたおれにドンピシャリのゲームです、「ワンダと巨像」は。


ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」のわりとクライマックスの方で、オーランド・ブルームが演じるエルフのアーチャーが巨大モンスターに登って行ってやっつけるというシーンがあったように記憶しているんですけど、そんなかんじの体験ができるゲームです。


学習型アクションゲームなんですけど、巨像に取り付く方法っていうか”取っ掛かり”がそれぞれにあって、それを見つけるのが楽しい。取り付くまえは踏み潰されないように、取り付いたあとは振り落とされないようにと、ちがう種類の緊迫感が連続します。パワーアップアイテムとか超必殺技とかに頼らない面白さなんですね、これが。


箱庭の中はすべて連続しているので、フィールド切り替え、読み込みの待ち時間なんていうのがないところも良いです。(移動中にちょっとづつ読んでるみたい)
ザコ敵がでてこないので、ストレスなくフィールドを探索できます。


おれは愛馬アグロをポッコポッコとあえてゆっくり歩かせてます。たまに言うこときかなかったりするのがまた良い。