というわけで、レンタルビデオ店に行くけれど普段より子供らが多い、特にアニメ・特撮コーナー。「おとうさん、ゴレンジャーみたことあるよ、ぼくー」「うそつけ」「なつかしのなんとかで見たんじゃないの?」 という会話に少しイラつく。


しかしまあ今現在のアニメDVDというのは、なんと充実していることか。おれが子供のころに見ていた世界名作劇場などはもちろんだし、 え、こんなのも?というなつかしい作品もDVD化されていた。それはおれら世代の人たちが30代になり、企業でDVD化の企画をたてられるようになっているからだろう。おれら世代っていってもその中のいわゆる勝ち組の人たちってことになるから、おれは含まれないけどさ。消費する側も人口が多いのでその企画が通りやすいのだろう。


新しい作品がつまらないかというとそういうこともなく、おもしろいものは十分におもしろいと思う。それにDVDというのは簡単にバックアップがとれる。大容量のHDDも安くなっているので、保存場所にも困らない。


充実したコンテンツが簡単、安価にレンタルできて、バックアップし放題という好況がこのままずっと続くのかなあと考えてしまった。


HD-DVDやBDになれば簡単にバックアップできなくなるだろう。そもそもネット・ストリーミングが街のレンタル店を駆逐してしまうかもしれない。そのストリーミングを簡単に録画できるかどうかはよくわからない。


なんやかんやのあれで、がんじがらめになる前にできるだけ保存しておこうと思った。