バレンタインやホワイトのデイのことについてスルーしていたのは、実は彼女なんかがいて本命チョコもらって本命お返し?とかしちゃってたんで、そんなことをブログに書いては嫉妬の標的になってしまうと思って書かなかったんですよー。……悲しい嘘。


実際にはですね、義理と義理の人情ですよ。恋人もいない寂しい中年男性(おれ)をかわいそうに思った初老の女性(会社の事務の人)が、チョコくれたんです。義理っていったってそこは初老の女性ですから品がいい。なんかデパートで買ったみたいなちゃんとしたやつですよ。それにひきかえ若い女どもときたら(若いっていったって30は過ぎてるんだけど)「わたし義理チョコはあげない主義だから」って主義ってなんだよ、そんなものに主義つけてたら革命家に失礼だぞ。


で、昨日はホワイトデイだったじゃないですか。だからおれはお返しを用意して会社に行ったわけです。もうね、ハズカシクッテワタセナイ。昼休みが終わっちゃって、まあ3時くらいにもう一回短い休憩があるんだけど、それも終わっちゃって、もう仕事はじまっちゃたんだけど、そばにいた人に、〇〇さん呼んできてって頼んで、呼び出しました。


おれ:「あ、あの一応これ……」


こういうときに「一応」なんてつけるのサイテーだわおれ顔赤くなってる?


女性:「もう、忘れてくれてよかったのに」


ど、どういう意味だ? 初老の女性顔赤くなってる。


なんかもう、このシュツエーションじたいがカワイイと思いましたね。中学生みたいじゃん。


というわけで、やっぱり嬉しいじゃないですか、なんでもプレゼントとかもらったら。ちょっとテンション上がるし、逆にあげる場合はいろいろ考えるのが楽しい。ちょっとめんどうだけど。そういうのは大事だよなあ。